栄養療法学専攻

◇主任教授から一言◇

世界にはばたく管理栄養士を目指して

神谷専攻長

栄養療法学専攻では、学士課程初年次の学びは中百舌鳥キャンパスで大部分がおこなわれます。これは初年次から始まる羽曳野キャンパスにおける優れた専門教育を受けるために、基礎教育はもとより多彩な学問分野の人々と幅広く交わり教養や社会性を高めておく必要があるからです。

管理栄養士という専門家になるには一見遠回りのように思われるかもしれません。しかし決してそうではありません。確かな基礎教育の土台の上に専門知識を学ぶことは国際的な視野に立ったカリキュラムなのです。そうすることで卓越した専門家として世界にはばたく管理栄養士を目指すことができるのです。

初年次に学び経験したことと専門的知識・技術は学士課程を終え、それぞれの道を見つけ社会に巣立ち、困難な局面に遭遇したとき、有機的に融合されて打開策の糸口の知恵として光ってくるのです。

また学士課程を修了した後、大学院の博士課程に進みさらに栄養学を究めることもできます。大学院では研究開発やNSTなどの仕事に携わる管理栄養士に求められる高度な知識とともに論理的な思考力を培うことができます。4年間の学士課程を充実させ、あなたのキャリアプランを実現させてください。

主任教授 神谷 重樹

 

 

 ◇専攻紹介◇

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人々の健康増進、病気の予防や病気からの回復力を身体の内側から支える科学である栄養療法学を学際的に教授し、保健、医療、福祉を支える豊かな人間性を備えた管理栄養士の育成を目指してカリキュラムを構成しています。

 

 

 

取得資格 管理栄養士国家試験受験資格 / 栄養士免許 / 栄養教諭免許 / 食品衛生管理者・食品衛生監視員資格
カリキュラム(専門科目を中心に一部抜粋)
1年次 2年次 3年次 4年次
生化学概論
基礎解剖生理学
社会健康科学Ⅰ
基礎細胞生物学
基礎栄養学
有機化学概論
食品科学Ⅰ
栄養生理学
応用栄養学Ⅰ・Ⅱ
栄養教育論Ⅰ
病態栄養学Ⅰ
公衆栄養学Ⅰ
食品科学実験
調理科学実習
食品衛生学
栄養科学英語
臨床栄養学Ⅰ・Ⅱ
応用栄養学実習
栄養教育論実習
臨床栄養学実習
給食経営管理論実習
総合栄養療法学演習
栄養療法臨地実習A
栄養療法学卒業研究
食品科学実験 給食経営管理論実習 栄養教育論実習
食品成分を化学的に理解するため、一般化学分析法とともに食品の成分測定法を習得します。 給食運営のマネジメント能力や大量調理の方法、技術などを習得します。 健康・栄養等に関する情報の収集や分析を行い、対象の主体的な実践力形成を支援するために必要な栄養教育の理論と方法を習得します。